柏木香奈
パン・料理教室 主宰
手作り料理のご提案をしています。
神戸市東灘区 甲南山手在住
美味しくて身体に優しいものが大好き
発酵マニア
レーズン酵母等の天然酵母を起こしてパンを作っています。
イーストを使ったパンも作っています。
色んな種類のパンを作っています。
資格
栄養士
社会福祉士
保育士
消費生活アドバイザー
食生活アドバイザー
パンシェルジュ検定1級
紅茶検定1級
glamorouspanパン講師育成継続コース修了
スシーラティー紅茶教室コーディネーターコース修了
はこにわフラワースイーツコースディプロマ取得
元ソーシャルワーカー
生い立ちと経歴
子ども時代
大阪府和泉市出身。牡羊座のA型。
低体重児ぎりぎりの2520gで生まれる。
新生児からミルクをほとんど飲まず、よく飲んだと思ったら噴水のようにミルクを戻していてあまり大きくならなかった。
家族は心配していたが、赤ちゃんはこういうものなんだろうとも思ったようで、特に気に留めていなかったそうです。
後でわかったことですが、こういう症状がある場合は、手術が必要なこともあるとのこと。
離乳食が始まってからも手作りのものしか食べないという徹底ぶり。
市販の瓶詰の離乳食は一切口を開けなかったそうで、見抜いていたみたいです。
幼稚園、小学校時代になると、みんなが食べているものがうらやましくなり、少しずつ食べるように。
でも食べすぎると調子がおかしくなり、悲しい気持ちになっていました。
アイスクリームもバニラアイスクリームを3口ぐらい。それ以上は身体が受け付けなかったです。
バニラアイス以外食べられませんでした。
大阪府南部の自然豊かな環境で育ったため、田んぼや畑が身近な存在でした。
草花を摘んだり観察したり、魚を捕まえたり、木登りしたり。
公園に行かず、環境全部が遊び場でした。
小学校時代
小学校に入学して給食を経験。
バランスや食べやすさ、美味しさ、旬の食材、コスト等を考えて給食を作る栄養士の存在を知る。
家庭の事情の関係であまり幸せではない時代が長かった。
誰からも必要とされておらず、結果だけを求められる感じがしていた。
毎日毎日おびえるように生活していたことを今でも忘れません。
それでも周りから認められたいという気持ちでなんでも一生懸命しようと心がけていました。
一生懸命するので、人並みには運動も勉強もしましたが、疲れが出ることも多く、回復に時間がかかりました。
話を聴いてくれたらいいのに、わかってほしいのに、気付いてほしいのに。
どうしてみんなは毎日笑って過ごしているんだろう。毎日辛くないのかなぁなんて思いながら過ごしていました。
自分は大切にされたいし、相手も大切に思いたい。でもそれが出来ないのはなぜかわからない。
その当時は自分の気持ちの整理も言語化もできず、ただ悲しいだけの毎日で、自分は不幸だと思いました。
人の心の中はどうなっているのだろう、自分以外の人は同じものを見て、同じ経験をしてどう感じるのだろうと思っていました。
栄養士に憧れて
自分の命をつないでくれた食事の勉強がしたくて栄養士の道を選ぶ。
栄養に関する勉強や実習、実験は楽しく、遠い学校も頑張って通学しました。
朝から晩まで学校でした。
福祉の道へ
栄養士の実習で病院へ。
終末期ケアホスピスを知る。
最後までその人らしく生きる、少しでも沢山生きていて良かったと思える時間を過ごしてほしいという考え方に衝撃を受ける。
食の美味しさは、食事だけではなく、楽しさや嬉しさもすべて含めたものだと改めて気付かされました。
阪神淡路大震災があったこともあり、福祉の勉強もしたいと思い、社会福祉学科に編入。
医療福祉を研究するゼミに所属することが出来ました。
ソーシャルワーカーとして
医療法人に医療ソーシャルワーカーとして法人採用。
その後、老人保健施設、障がい者や老人デイサービスセンター、在宅介護支援センター、病院などに勤務する。
結婚
結婚式前日に主人に三重県松阪市勤務の辞令!!!
新婚生活が松阪市から始まる。
松阪市は生まれ育った大阪府和泉市以上にのどかで自然がいっぱい。
今でも松阪市は大好き。
松阪牛はもちろん美味しいし、その他の畜産もお魚もお野菜も全部美味しい。
美味しい食材が沢山で毎日嬉々として料理していました。
妊娠流産そして双子を妊娠出産
数か月してから妊娠が発覚!
でも喜びも束の間、流産を経験。
ひきこもり状態になる。
流産は悲しく、友達もおらず、身体はしんどくて元気も出ない、どこにも行けないの毎日で涙を流したことも。
でも同じマンションの人たちや子どもたち、買い物に行ったところの店員さん等に仲良くしてもらったおかげで段々と元気を取り戻す。
流産から約半年後、双子の妊娠が発覚!!!
自分だけの体ではないと思い、再び食生活をはじめ、日常生活を大切にしようと思うようになる。
女児一卵性双生児を出産。
双子の育児
出産前3カ月、出産後3カ月は実家で過ごし、その後は松阪へ。
双子のワンオペ育児に奮闘する。
ワンオペ育児の孤独を感じ、何か少しでも落ち着いたり、気分転換できる機会があればいいのにと思いながら過ごす。
娘たちが段々と大きくなると同じマンションのお兄ちゃんお姉ちゃんが一緒に遊んでくれるようになる。
娘たちも私も子どもたちと仲良くなる。
子育てと生活を通して
以前からしていた梅干し作りや味噌作りを自分の子どもだけでなく、みんなにも見せたいと思うようになり、イベント開催。
とても喜んでもらえた。
このことで手作りのものを皆に知ってもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちになる。
伝統的な食べ物、手作りのもの等を通してコミュニケーションを取ったり、食育に繋がることをしたいと思うようになる。
双子が幼稚園に入園
少しずつ自分の時間ができる。子どもたちのおもちゃや幼稚園用品作りもできる余裕も。
主人から消費生活アドバイザーの受験を勧められる。
出題範囲が広すぎて挫折しそうになる。藁にもすがる思いで速読を習得しようと思い本を購入。
そのおかげで???消費生活アドバイザーに一発合格。
大阪府堺市へ転勤&引越し
松阪市の生活も楽しみ、娘の幼稚園生活にも慣れた頃、今度は大阪府堺市へ引越し。
今まで以上に子どもたちのおもちゃも研究して手作りする。
パズル、積木、フェルトのおもちゃ、フラッシュカード等など
勉強ではなく、一緒に楽しみながら遊びながら学習するスタンスを続ける。
工場見学、各種イベント、キャンプなど、体験学習できる機会を探しては参加する。
健康面、食育も考えながらの生活を心がける。
子どもたちとのふれあいや体験は大変ながらも楽しい思い出になっています。
小学校入学
娘たちが小学校に入学。主人の分に加え、双子のお弁当作りも始まる。
お弁当作りを通してパン作りも始まる
お弁当を作っているときに、ご飯は炊くのにパンは購入していることに気付く。
自分でパンも手作りしてみたいと思うようになる。
本を見ながらパン作りを開始。家族はおうちパンにとても喜んでくれる。
でも、自分の作るパンが美味しいのか、おうちでパンが出来ることが嬉しいのか疑問を持ち、本格的に美味しいパンが作りたいと思うようになる。
複数のパン教室に通う。
それぞれのパンに個性があることを知り、生活スタイルや個性に合わせてパンを作ればいいと気付く。
天然酵母パン、2時間で出来るパン、シンプルなパン、総菜パン等など。
パン講師育成講座受講
グラマラスパン教室パン講師育成講座受講。
2時間で出来るパンを学ぶ。
自分でも研究しながら学び続ける。
教室開設に向けて
将来的にも子ども教室、子ども料理教室や親子で楽しめる教室も開催したいという気持ちから保育士試験を受験。一発合格をいただく。
パン・料理教室かなえるキッチン開業
2023年4月念願の『かなえるキッチン』開業。
パン作り、栄養バランスの整った食事の提案、アフタヌーンティーレッスン、紅茶レッスン、季節のイベント、ケータリングを開催中。